研究内容紹介

二重ペロブスカイト型Mn酸化物

二重ペロブスカイト型Mn酸化物であるRBaMn2O6 (R:希土類元素)の単結晶体をフローティング・ゾーン(FZ)法により作製します。より良質な単結晶体を育成するため、その条件を系統的に精査しています。作製後は磁気異方性や誘電性・電気伝導性などの物性測定を通して、この物質群の本質的な理解につなげていきます。
また、2種類の希土類を含む固溶体の作製などにも、将来のデバイス面での応用を視野に入れて検討をはじめています。

イルメナイト型Ti酸化物

イルメナイト構造を有するFe1-xCoxTiO3の単結晶体を作製し、磁性と誘電性の異方性の測定。磁性と誘電性の相関の調査。

山田研究室の日常